小児科では、感染症をはじめとするお子様の急性疾患やアレルギー疾患、成長・発育に関することなどお子様の全人的な診察・治療を行います。
お子様の病気や様子で不安を感じたら、まずお気軽に当院にご相談ください。
お子様の健康を第一に考え、最適な小児科医療を提供します。
また、お子様の症状に応じて病院での治療が望ましいと考えられる際は、適切な病院へご紹介いたします。
乳幼児健診は、お子さんの健全な発育と発達を成長の節目で確認し、病気の早期発見と予防により健康の保持と増進を目的としています。
赤ちゃんの発達状態などのチェック以外にも、育児に関する不安や疑問があれば気軽にご相談ください。
三鷹市では、3~4か月、6~7か月、9~10か月、1歳6か月、3歳のお子さんを対象に乳児健康診査を実施しています。
赤ちゃんは成長と共に生後3ヶ月~12か月にはお母さんからもらった病気に対する免疫がだんだんなくなり、その結果病気にかかりやすくなってしまいます。
赤ちゃんや子供は、感染症にかかると、重い症状となることがありますので予防接種で病気に対する免疫をつけるためにワクチンを投与し、一人一人がかからないように予防することが大切です。
主なワクチンと標準的な接種開始年齢&ワクチンで防げる病気
開始年齢 | ワクチン名称 | 定期/任意 | ワクチンで防げる病気 |
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2か月~ | 肺炎球菌 | 定期 | 肺炎球菌肺炎球菌 |
ヒブ | 定期 | ヒブ肺炎球菌 | |
ロタウィルス | 任意 | ロタウィルス胃腸炎 | |
B型肝炎 | 任意 | B型肝炎 | |
3か月~ | 四種混合 | 定期 | ジフテリア・百日せき 破傷風・ポリオ(小児まひ) |
5か月~ | BCG | 定期 | 結核 |
6か月~ | インフルエンザ (毎年接種) |
任意 | インフルエンザ |
1歳~ | 麻しん・風しん | 定期 | 麻しん(はしか)・風しん |
水ぼうそう | 任意 | 水痘(水ぼうそう) | |
おたふくかぜ | 任意 | おたふくかぜ | |
3歳~ | 日本脳炎 | 定期 | 日本脳炎 |
中学1年生~ | HPV (子宮頸がん) |
定期 | 子宮頸がん |
以下のような症状の際はまずは当院を受診してください。
- 熱が38度以上ある
- いつもよりぐったりしてしんどそう
- 呼吸がおかしい、ゼーゼー
- せきがおさまらない
- 発疹が出た
- 鼻水が出る
- 便の色が変(白い・赤い・黒い)
- 授乳のたびに吐く
- 下痢・嘔吐が続く
- いつもに比べて元気がない、食欲がない
- 顔色がひどく悪い
- けいれんがおきた など
- かぜ
-
子どもの病気の中でも一番多いのが風邪(感冒)です。
鼻からのどまでの上気道に感染がおこり炎症します。
症状は、咳、鼻水、鼻づまり、軽度ののどの痛みや発熱等で原因の9割以上がウイルスによるものです。ほかの多くのウイルス感染症と同様に、直接の治療法はありませんが、ほとんどは本人の免疫力で自然に治癒してゆくものです。
いわゆる「風邪薬」はその治癒までの経過を過ごしやすく、症状を緩和するための治療(対症療法)ということになります。
抗生物質は細菌に対する薬ですので、風邪などのウイルス感染症には原則として使用しません。しかし、ウイルスが原因と考えられていても抗生剤を使いながら経過を見ていく方がよいと考えられる状況もありますので、抗生物質を適切に使うことが必要です。
また、風邪と診断されていても、油断しているとその後、気管支炎や肺炎に進行する場合もありますので、熱を含めた症状の経過をしっかり観察することが重要です。
- 腹痛
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子どもが訴える痛みで一番多いのが腹痛です。
腹痛は比較的軽症の急性胃腸炎や便秘症から、重篤で緊急の対応が必要な病気(急性虫垂炎や腹膜炎、腸閉そく等)まで、さまざまな原因で起こります。
2歳以下の乳幼児は、はっきりとした腹痛を訴えることができず、ただ機嫌が悪く泣いている場合もあります。便秘は病状としては軽症ですが、子供にとっては、激しい痛みを伴う場合があり、腹痛は病状の重症度と痛みの程度が一致しないことがありますので、嘔吐や下痢といった他の症状の経過観察が原因特定の重要な情報になります。
受診される場合は、これらの症状の経過をお伝えください。
- 発熱
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子どもが熱を出すと心配になりますが、小さなお子さまはまだ体温調整機能が発達途中ですので、小学校に入るくらいまではよく熱を出すことがあります。
発熱は感染症から、からだを守ろうとするからだの防御反応になりますので、解熱剤で熱を下げたところで病気自体がなくなるわけではありません。
熱の高さと病気の重症度は比例するものではありませんので、無理にお薬を飲ませるのではなく自然治癒で経過を観察することも重要です。また、熱はそれほど高くないけど、微熱が長く続き肺炎になる場合もあります。
肺炎や気管支炎、脱水などの合併症を併発していないか、全身状態はどうか、経過観察から発熱の原因をはっきりさせることが重要です。
あかいしクリニック
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